こんにちは、d-soloです。いきなりですが、あなたは「生き方」というものを明確に意識していますか?本記事が、生き方についてで少しでも考えるきっかけになれば幸いです。
あの太陽の塔を作った芸術家の岡本太郎さん著の「自分の中に毒を持て」について語っていこうと思います。d-soloにとってこの本は、勇気をくれた本です。読んだのはホワイト企業を退職したあとでしたが、自分で生き方を選ぶと決めた私には、まるで「それでいいんだ」と背中を押してもらっているような感覚でした。
生き方について悩んでいるサラリーマンや、やりたいことがない学生に、現代で “生き抜く” とはどういうことなのかを真剣に考える機会になればと思い、本記事を書いています。
まず、この本が指摘する現代の日本人がなぜ懸命に生きることができていないのかについて2点解説し、次にこの本のメッセージを要約し、最後にd-soloからの補足とまとめになります。ではいきましょう。
目次
懸命に生きることができていない理由
その1:本当の人生の勉強していない
学生は自分が本当に勉強したいということをあまり勉強していません。受験勉強などで学生時代の形式的な勉強さえしていればよい、というふうに考えている人が多いのではないでしょうか。
これでは「勉強」というものを嫌いになってしまう人が多いのも肯けますし、人生をコスパ良くやってやろうという気持ちが出てきてしまいます。これでは結局、誰かの描いた思惑に乗ることになり、気がついたら社会のベルトコンベアの上に乗せられてしまいます。
その2:自分の人生を生きていない
何か大きな決断をするときに、誰かの目を気にしていませんか?たとえば、親の顔色をうかがって就職して、親の人生をなぞって、そんな人生に100%の責任を持てるでしょうか。
今の日本では、みんなが自分の安心・安全と感じられる枠の中にはまりきって、それをひたすら守ろうとするような空気感が蔓延しています。
自分の向かう先は自分で決めていないと、それに情熱を傾けることはできません。
この本のメッセージ
生き抜くためにすべきこと
結論から言うと “瞬間瞬間を生きる”ことです。ちょっと抽象的すぎるので、具体的にすると、自分で決めたことを実行することです。どんな些細なことでもいいですので、やってみることを決意してください。そして、実際にやってみてください。それだけでいいんです、いや、それだけしかないんです。
いつだって今この瞬間にやるかやらないかです。“現在に充実すること” これこそが生きるということなのです。「いずれ」なんていう人は、現在に責任を持っていません。
成功とは?
この本で私がいちばん、感動したところです。
「人間にとっての成功とは、結局のところ、自分の夢に向かって自分がどれだけ挑んだか、努力したかどうか、ではないだろうか。夢がたとえ成就しなかったとしても、精いっぱい挑戦した、それで爽やかだ。」
(「自分の中に毒を持て」本文抜粋)
本を読んでいる手が震えました。岡本太郎さんの強い魂を感じた気すらしました。自分の成功の基準を誰かの手に委ねないでください。自分で決めた人生を真に貫こうとするとき、切実にあなた自身と向き合わないといけません。なぜなら、己が最大の味方であり、また最大の敵でもあるからです。
“夢” に向かって努力、というと難しいように聞こえますが、本当に小さなことでもいいです、失敗もたくさんして大丈夫です。その過程こそが成功であり、明日も生きる意味になります。
自分で責任を持つことは辛く、苦しいときもたくさんあると思います。
まさに責任を毒のように感じることもあるでしょう。
一方で、毎日を充実して過ごすには必要なことなのです。
最後に
なんとなく生きていませんか?
先に断っておきますが、流されて生きることが悪いことだとは全く言っていません。それは人の好みだと思っています。ただ、誰かが作った商品をひたすら消費して、誰かが作った会社の、誰かが作ったシステムに従って労働し、その時間に応じて支給されるお金を使って生きてください。現代では生物学的に生き残るだけなら、難しいことではありません。それでは満足できないという人は「自分の中に毒を持て」をぜひ読んでみてください。そして、自分の人生と向き合ってみてください。
試しに自分の成功とは何かを紙に書き出してみてください。1行だけでもいいんです。何事も小さな一歩からです。
まとめ
世の中には変わりたいと思いながらも、あれこれと理由をつけて行動しない人がほとんどだと思っています。
私自身、会社を辞めたり、新しい環境に飛び込むときに不安や葛藤がありました。
ストレスで味覚がおかしくなった時期もありました。
だからこそ、このブログを通して自分と同じように悩んでいる人の背中を押す活動をしています。
少しでも多くの方が充実した日々を送れることを祈っています。
本サイトでは、YouTube のチャンネル分析を行ったりしていますので、ぜひそちらの記事ものぞいて行ってください。